円が対ポンドで下落。1ポンド200円台。2008年以来、約16年ぶりの円安ポンド安。山田さんは「ポンドは4月のCPI(消費者物価指数)が上振れていて、特にサービスCPIが年率6%近く伸びているため、利下げまでまだ不十分とみられている。ユーロ円も豪ドル円もかなり上がってきている。ドル円は介入でおさえられても全体的な円安傾向は続いている」などと述べた。英国は7月に総選挙があり、政権交代の可能性も高まっている。政策変更でポンド円の影響は?「注目ではあるが、金融市場は政策金利が5%を超えているため、高いインフレに対して政権が交代しても急激にインフレが低下する形にはならないと思う。あくまでも金融政策ありきの相場では」などと述べた。
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