悲鳴が響き渡る誰もいないはずの夜の百貨店。今年100周年を迎えた松屋銀座がハロウィーンに合わせて企画したのが閉店後のお化け屋敷ミッション。狙いは新しい世代との接点づくり。松屋の古屋毅彦社長は、我々も常に課題意識を持っていて、新しい世代のお客様というのも常に必要だと思っている、などと語っていた。定員の27倍以上の申込みがあったという今回の企画。開催2日前、スタッフたちは本番に向けたリハーサルに勤しんでいた。おばけの中には松屋銀座で働く社員も。本番さながらのリハーサルに参加するのは社員とその子どもたち。いつもと違う雰囲気に中には耳をふさいで歩く子もいた。イベント当日のきょう、普段とは違う松屋銀座流の恐怖のおもてなしは参加者の心にも響いた様子。松屋 販売促進化の川井八重専任係長は、次の100年次の200年と続いていけるためにも今までやったことのない挑戦したことのないエンターテインメントという意味では、いろいろな形でお客様に驚きや楽しさを提供していける企画をやっていきたい、などと語った。
