松山英樹はプロ転向後8年は、コーチと契約してこなかったが、2021年1月に目澤秀憲コーチと契約する。コーチをつけなかった理由は、ゴルフがうまくなる方法は「自分自身を知ること」。良い選手、好調な選手ほど自分の状態や動きをよく知っているということで、自身の著書の中で「自分のことはわかっていると思っていた」としている。松山は取り組みとして「『自分の眼になってくれる人』として、目澤コーチを呼んだ。人の眼だけでは見えにくい細かい動きを把握するために、計測器を使ってデータを取った。すべては自分を知るための取り組みだ」としている。丸山茂樹さんは「ゴルフは一流選手ほど調整方法を確立していて、基本的な練習を経て調子を取り戻すことは多い」など話した。