長野地方気象台によると今朝の県内は晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で各地で気温が下がった。最低気温は野辺山高原でマイナス8.2度と全国のアメダスで2番目の寒さとなった他、松本空港でマイナス5.1度、軽井沢町でマイナス4.4度、飯田市でマイナス1.1度など広い範囲で氷点下の冷え込みとなり、県内30ある観測点のうち28地点で今シーズン一番の冷え込みとなった。長野市も未明にマイナス0.5度が観測され、気象台は「昨夜に初霜・初氷を観測した」と発表した。平年より初霜は12日、初氷は6日遅く、去年と比べるといずれも18日遅い。一方、日中の最高気温は軽井沢町で9度、諏訪市で11度、長野市・松本市で12度、飯田市で14度と予想され、北部・中部などではきのうより2~3度高くなる予想。