1958年、島根県松江市に一畑百貨店が開店した。2002年には売上が100億円を超えた。しかし人口減少で市場規模が縮小する中、大型ショッピングセンターの進出やコロナ禍、記録的な物価高が重なり、9期連続の最終赤字の末閉店を決めた。デパートがゼロの県は山形県、徳島県に続いて島根県が3例目となる。閉店によって一畑百貨店では100を超える店舗が販売の機会を失い、解雇される予定の従業員の再就職をどう進めるかも課題となっている。
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