日本空港ビルデングの河合さんに羽田空港第2ターミナルを案内してもらい、設計に携わった小林さんがライトコーンについて解説した。利用者が迷わない、不安に思わないことが設計のテーマの1つ。そのためには縦につなぐ動線空間が必要で、ライトコーンは縦に抜けた空間になっている。出発ロビー行きのエスカレーターは手前に出して迷わないようにしていた。ライトコーンは灯台をイメージしている。また天井は搭乗口側を高くして光が入るようにして、光で導くよう工夫していた。そのため張りの長さは1つ1つ異なっている。またエレベーターなど移動のための設備は通路から見えるように設計していた。