随意契約の備蓄米についてきのう小泉農水相は販売期限を延長すると方針転換。業者には新米が流通し始める前の8月末までに売り切る約束してもらい昨日までに契約分を引き渡すとしていたが引き渡しが済んでいないものは10万トンほどあるため期限の延長にふみきった。歓迎の声と戸惑いの街の声を紹介。千葉県のコメ農家を取材。田んぼでは収穫の早い品種の稲刈りの真っ最中、今年は豊作。新米価格は例年の倍以上の価格で取引されているという。新米の高騰が続く中で安い備蓄米が流通すると新米が売れなくなるのではという不安もあるという。コメが余り新米価格が急落するのではという不安、備蓄米期限延長が新米価格に与える影響について小泉農水大臣は「随意契約による備蓄米をこのくらいの量出すのは織り込み済み。銘柄米の価格に大きな影響を与える傾向が今までも見られていない。そういったことを考えれば新米価格に影響を与えることもない」などと述べた。コメの流通に詳しい荒幡教授に話を聞く。備蓄米を大量に放出した分、政府が買い取りを進めるため大幅な下落は考えにくいという。