自民党の総裁選挙に小泉進次郎氏が来週30日に会見を開き、立候補を表明することが決まった。能登半島地震の被災地である輪島市を視察した小泉氏。近い関係にある菅前首相が支援する見通し。また、石破元幹事長はあす、地元である鳥取で立候補を表明する。 前回の総裁選挙で小泉氏・石破氏から「小石河連合」として支援を受けた河野デジタル大臣は週明けの26日に立候補を表明する。来週にも立候補の表明を調整している林官房長官は旧岸田派の議員を中心とした約15人と会合を開き、会見については台風10号の状況を踏まえて判断するとしている。同じ旧岸田派の上川外相は「立候補に向け思いを伝える仲間みなさんひとりひとりに活動をしている状況」などと述べた。茂木幹事長は旧茂木派の中堅・若手議員10人と会談した。同じ旧茂木派の加藤元官房長官は地元岡山の県議会議員から立候補の要請を受けた。立候補を表明した小林鷹之氏は日本を訪れているエジプトの外相と会談し、「日本が欧米先進国・グローバルサウスの国々との架け橋となる外交戦略を進めたい」などと話した。斉藤経済産業相は記者団に対し総裁選を目指す決心をしたと語った。高市経済安全保障相は近い議員が「推薦人の確保にメドがついた」などとしており、表明する時期を探っている。野田聖子氏は「自分のやるべき仕事をやってそれからという感じ」などと述べた。こうした中、青山繁晴参院議員は会見で立候補したい意向を示した。