林官房長官は「人にやさしい政治」をスローガンに掲げ、自民党総裁選挙の立候補を表明した。林長官は裏金事件をふまえて政党交付金の配分を見直し、国会議員のパーティー券収入への依存度を減少させると述べた。また次の選挙で裏金事件で不記載のあった議員を公認するかについては「すでに処分は行われた」と述べ、基本的に公認する考えを示した。そして岸田政権の経済政策について一定の評価を示した上で「何を引き、足すかは考えないといけない」と強調した。自民党総裁選では今週出馬表明が相次ぐ予定で、きょう茂木幹事長が、あさってには小泉元環境大臣が記者会見を行う。さらに来週月曜日には高市経済安保担当大臣が、そして加藤元官房長も来週出馬表明を行う考えで少なくとも8人が立候補する見通し。古井氏は「林さんは岸田政権の官房長官で所謂社長室長みたいなお仕事をされている方ですから、候補者の中では最も岸田政権の政権を引き継ぐ候補者だろうと見ている」等とコメント。