告示まで3日となった自民党総裁選挙。各候補は全国各地で動きを活発化させている。東京・葛飾区の柴又帝釈天に姿を見せたのは石破茂元幹事長。映画「男はつらいよ」の寅さんの出でたちで地元の人たちと触れ合い、支持を訴えた。小泉進次郎元環境大臣は土曜日の東京・銀座に続き、昨日も横浜市で街頭演説を行い、「自民党を変えること」などと訴えた。菅前総理大臣も応援に駆けつけ、小泉氏を支持することを初めて公に明言した。河野太郎デジタル大臣、小林鷹之前経済安保担当大臣、林芳正官房長官は農家などを視察。地方票の掘り起こしを狙う考え。また、茂木敏充幹事長は愛知県を訪れ、学校給食の無償化などを訴えた。この週末、JNNは世論調査で「次の自民党総裁に最もふさわしい人」を聞いた。1位は小泉氏(28.5%)、2位には石破氏(23.1%)が続いた。一方、おととい告示された立憲民主党代表選挙は本格的な論戦がスタートしている。