自民党総裁選まであと2日。番組では、各候補の主張を整理して紹介。今回は「少子化対策」について。去年の出生数は約73万人で8年連続減少し過去最少を行進。合計特殊出生率は1.20と過去最低となっている。こうした中、岸田政権では「次元の異なる少子化対策」として児童手当の拡充、出産費用の保険適用の検討、保育士の配置基準改善などを盛り込み、ことし6月に法改正が成立した。どの候補も、岸田政権が決めた少子化対策は基本的に継承する考えだが、力点を置いている政策が異なる。このうち「結婚支援」を打ち出しているのが林氏と石破氏。「子育て世代の負担軽減策」を打ち出しているのが加藤氏、茂木氏、小林氏、河野氏、高市氏。「選択肢の拡大」を打ち出しているのが上川氏、小泉氏。上川氏は男女の格差是正を強張、小泉氏は若者世代の働き方改革が少子化改善につながると主張。