石破首相の辞任表明から一夜明けた今日、ポスト石破の一人で前回の総裁選3位だった小泉農水相が午後記者団の質問に応じた。総裁選出馬の意思について問われると、党の分裂が修復するように一致結束できる環境を作るのが大事、一致結束に対して自分が何ができるのか考えて判断したいと語った。ポスト石破レースに早速動きが出ている。前回の総裁選で2位だった高市前経済安保担当相の側近議員によると、高市さんは総裁選に出る、今は陣営づくりなど立候補にむけた調整をしていて準備が整えば正式に発表するとしている。保守層を中心に指示を集めると思われるが連立を組む公明党・斉藤代表は、公明党としては連立政権を組むのであれば保守中道路線、私達の理念にあった方でなければ連立政権を組むわけにはいかないと語った。今日真っ先に立候補の意向を表明したのが茂木前幹事長。週内にも正式な立候補会見を開き、党再建や野党との連携のあり方などについて説明する方針。さらに前回総裁選4位の林官房長官も立候補を検討する考えを表明した。前回5位だった小林元経済安保担当相はnews everyに出演し、私自身がどういう役割を果たすことができるのか仲間と相談し熟考したいと語った。今回の争点についてある自民党議員は、亀裂が入った党を立て直せる人物が求められる、政策実現のために野党との交渉力がある候補者がふさわしいとしている。総裁選は党員投票を含むフルスペック式で行われ、来月4日投開票で最終調整している。