花粉症対策として期待される新たな杉の品種が福井県で育てられている。新たな品種は花粉量が従来の半分以下で、耐久性に優れているのが特徴。これら特定母樹と呼ばれる杉を活用し、林業の活性化や花粉症対策に期待されている。特定母樹は各地の杉の中から耐久性に優れ成長が早く、花粉の少ない個体をかけあわせて作られたもので、林野庁は20230年までに全国の杉の3割を置き換える方針で、福井県でも苗木の育成が好調。福井県はこの杉を植林する実証実験を進める予定で、北陸初の試みとして期待が集まっている。
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