秋田県は枝豆の全国有数の産地で、首都圏などに向けて宅配便で送るサービスは県内の郵便局が農協などと協力して毎年行っている。産地の一つ・八郎潟町で行われた第一便の出発式には関係者約50人が参加し、テープカットが行われ配送を担うトラックドライバーに花束が手渡された。トラックには収穫されたばかりの「神風香」約100キロが積み込まれた。JAあきた湖東では去年、記録的な大雨や猛暑の影響で枝豆が枯れるなどして、生産量が約200トンと例年の6割ほどに落ち込んだがことしは、これまでのところ生育が良い状態が続いているという。宅配サービスは今月16日から受付が始まり、これまでに約300件の申し込みがあったという。