今週末に始まったJリーグ百年構想リーグ、舞台裏で選手を支える用具係のホペイロに密着した。伊藤浩之さんは川崎のホペイロとしてほぼ30年、試合や練習に必要な用具全般を管理してきた。30年の熟練がなせる技は練習準備がたった3分でセットが完了するほどで、別スタッフが探しているものを全ての場所を把握しているため聞かずとも目当てのものを見つけ出すことができる。スパイク管理やメンテンスも伊藤さんが行い、選手の好みやリクエストに応えているという。川崎フロンターレの誕生と同時に家具屋から転職、大学までサッカーをしていてそういう仕事につきたいと思ったのがきっかけだった。試合当日開始7時間前には公式戦で使う多くの用具を準備、開幕戦を迎え忘れ物がないか緊張があると話した。荷物をおろすとロッカールームの準備に取り掛かるが脇坂がつけるキャプテンマークはAIで聞いた今年の勝負カラー赤など3色用意し、開幕戦で脇坂はラッキーカラーの赤を選んだ。前半6分で川崎が先制するとリードのまま前半は終了、ハーフタイムには伊藤さんが水補充を行って川崎は5-3でホーム開幕戦を勝利した。試合後に伊藤さんにとっての川崎フロンターレを聞くと「切っても切り離せない一生のパートナー」と話した。
