北方四島周辺ではウクライナ侵攻以降一方的に停止された安全操業に対し危機感が高まっている。北方四島周辺は世界有数の漁場として知られているが、ロシアの漁船が水産物を根こそぎ捕まえている光景に地元の漁師は頭を悩ませている。さらに、水揚げ量が減少する中で乗組員の雇用をどうやって守るかも頭痛の種だ。安全操業の停止は水産加工会社にも影響を与えており、世界的な不漁に伴い値上げを決意する企業も出ている。こうした中で根室市は安全操業の一刻も早い再開を求めるよう政府に働きかけている。
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