急速に発達している低気圧の影響で、北日本の太平洋側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き大荒れの天気となっている。北海道根室市では午前11時までの3時間の最大瞬間風速が27.7メートル。えりも岬では40.8メートルに達した。航空各社によると北海道内の空港を発着する空の便は、雪の影響で午前10時現在、合わせて61便が欠航となっている。低気圧はさらに発達するため、北日本の太平洋側を中心にこのあとも雪を伴って非常に強い風が吹く見込みで、きょうの最大瞬間風速は北海道で35メートルなどと予想されている。また強い寒気の影響で北日本を中心に大雪となる見込みで、あす朝までの24時間に降る雪の量は多い所で北海道で60センチなどと予想されている。北日本の太平洋側を中心に猛吹雪や吹きだまり、大雪による交通への影響などに警戒するとともに北海道では高潮による浸水にも警戒。