第13位は清原和博。1985年、つくば万博が開催された年にドラフト1位で西武に入団。南海戦でプロデビューし、初ヒットがホームランとなった。高卒1年目で打率3割、31本塁打。清原の登場でパ・リーグが盛り上がり、パ・リーグの年間観客数は600万人を突破した。高校時代に桑田真澄とのPL学園KKコンビで大活躍した清原。清原は巨人への入団を熱望、桑田は早稲田大学進学を希望していた。しかし、清原を指名したのは西武、巨人の指名は桑田だった。1987年の日本シリーズ、西武×巨人。西武3勝2敗で迎えた第6戦、あと1アウトで日本一となったとき清原は涙を浮かべていた。当時、清原に声をかけていた辻発彦を直撃すると、まだ終わってないぞと声をかけたという。
