カビが生育しやすい条件は、気温20~30℃、湿度60%以上、ホコリや皮脂が栄養素となる。リビング・寝室で注意したいのがカーテン。冬場は窓の結露で水分を吸い込みカビ発生の下地を形成している。乾燥してもカビの胞子は2割程度残るので、梅雨時期に湿度が高くなりカビ胞子が増殖して目に見えるカビとして出現する。カーテンのカビ対策として、自宅で選択をする場合は酸素系漂白剤で30分つけ置きし洗濯表示に従い洗濯機で洗う。半年に1回洗うのが良い。次に玄関では傘に注意。傘の外側は撥水加工もあり自然乾燥でOKだが内側は撥水加工が弱くカビが発生しやすい。アルコール除菌シートなどでのふきとりがオススメ。靴は一緒にカビ胞子を持ち帰っている可能性もあるのですぐ下駄箱にしまわず靴の湿気は除湿剤や新聞紙で取り除く。カビを防ぐために下駄箱の中は週1回は3~6時間換気する。