東京・港区の麻布台ヒルズの一角にオフィスを構える大手デベロッパーの森ビル。オフィスで働く宮内桃子さんはいらなくなった書類を細断機へ入れると出てきた紙くずをペーパーラボという大きな機械に入れ始めた。宮内さんによると「捨てているのではなく、紙を再生する」のだという。およそ15分で機械からA4サイズの再生紙が出てきた。通常の紙と見比べると少し色がついているのが特徴だ。セイコーエプソンが開発したこの機械は使用済みの紙を繊維にまで砕き、特殊な固める素材を合わせて再び紙によみがえらせる。これを繰り返すことでオフィス内での紙の資源循環ができる。さらに通常1枚のA4用紙の生産にはコップ1杯分相当の水を使うが、大幅に水を節約できるという。9年前に発売した初代モデルから小型化を進め今年3月発売の最新モデルではサイズは半分ほどになった。8月に導入した森ビルでは麻布台ヒルズに入居する企業にも導入を促し、環境配慮型のオフィス作りを進めたいとしている。森ビルの山本栄三部長は「麻布台ヒルズのコンセプトがクリーン&ウェルネス。環境負荷を低減していくための取り組みの1つとして、ペーパーラボを活用する」と話していた。
住所: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
URL: http://www.mori.co.jp/
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