男子サッカーのU23日本代表・大岩剛監督を直撃。大岩監督は「期待もヒシヒシと感じている。良い準備をしたい」とコメント。メキシコ五輪では銅メダル、ロンドン五輪で4位、東京五輪で4位。東京五輪後、久保建英選手は「勝てなかった。最後笑って終れなかったというのが一番」と悔しさを滲ませた。大岩監督は「ファイナル。メダルを獲るというターゲットの元やってきた」。4月のU23アジアカップで日本は8年ぶり2回目の優勝を飾る。大岩監督は「ものすごい成長速度だと思う。チャンピオンだという自覚もある」と選手たちを称賛。パリ五輪グループD:24日にパラグアイ戦、27日にマリ戦、30日にイスラエル戦。大岩監督は「第1、2戦が大事。自分たちの支配する時間をいかに増やせるかがポイント」。ボールを持っている間はピンチも失点もない。相手に隙が出来ればパス。ボールを支配する時間を増やすことが勝利へのカギとなる。その戦術の核となるのが藤田譲瑠チマ選手。大岩監督は「ボールを支配、時間を支配、スペースを支配するということに関しては藤田譲瑠チマを中心に動いている。チームをコントロールするところに注目していただきたい」。大岩監督はマリ代表に関して「選手それぞれが国外でプレー。フランスが多くて戦術的にも洗練されている。勝つための準備をして臨みたい」とコメントした。