自民党はきのう、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて再発防止策などを検討する「政治刷新本部」を立ち上げた。政治刷新本部は岸田総理を本部長とし、麻生副総裁と菅前総理が最高顧問に就任する。そして茂木幹事長ら党執行部や小泉元環境大臣ら政務局長の経験者らも加わるほか、外部の有識者も参加して幅広い意見を議論に反映させる考えだ。議論では派閥そのものについても取り上げられるのか。その一方で自民党内部からは「派閥の首を絞めるようなことをして困るのは岸田さん自身じゃないのか。自分だって派閥の領袖なんだから。」という声も聞かれている。