通常国会がきょう召集される会期は6月後半までの150日間。政治とカネの問題によって国民の政治不信が高まるなか、与党・自民党のなかでは派閥解消の動きが進む。自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で議員や関係者が立件されていない森山派がきのう解散を表明。これで6派閥のうち4つが解散を決めた。残る麻生派と茂木派は政策集団の名目で存続の意向。しかし小渕優子選対委員長がきのう茂木派からの退会を表明。父・小渕恵三元総理が会長をつとめた派閥をあとにすることとなった。通常国会召集の日となっても党内の混乱は収まりそうにない。