参議院選挙の結果を受けて自民党総裁として記者会見を行った石破総理。続投する意向を正式に表明した。続投の理由についてアメリカの関税措置や物価高対策への対応などをあげたうえで、続投する期間については考えていないという。森山幹事長ら党執行部も続投させる考えを示した。続投宣言に立憲民主党の野田代表は「だらだらと民意を無視して居座り続けるのか説得力があまりにもなさすぎる」、国民民主党の玉木代表は「選挙で示された民意に対して真摯に向き合っている姿勢を感じなかった」と話した。自民党内からも続投に批判の声が。逆風の中、京都選挙区で4回目の当選を果たした西田昌司は「筋から考えて総理は責任を取るべき」と話した。自民党の河野太郎は党選対委員長代理を辞任する意向を伝えた後、「総理が関税交渉などで残るのであれば幹事長がすべての責任は自分にあると言って全責任を負って辞表を出すべき」と話した。