警察庁によると、去年1年間でのSNS型投資詐欺の被害額は約278億円。被害は全国で拡大している。
埼玉県の70代の男性は投資を検討するなかで、インスタグラムの広告を見つけた。投資アナリストの森永卓郎さん本人が投資のアドバイスを行うと宣伝されていて、男性は興味を持った。広告にはLINEへの誘導ボタンがあり、押すと直接やり取りができるようになった。男性はアシスタントの紹介を受ける。アシスタントとのやり取りを3ヶ月続けると、ある日資料が届いた。それは電気自動車関連の投資先についての内容だった。男性は専用アプリをダウンロードし合計200万円を投資した。運用をはじめて3ヶ月が経ち、利益が出たため売却をしようとすると、さらなる支払いを求められた。手数料などを繰り返し現金支払いし、被害総額は800万円になった。最後は英語で別れの挨拶が送られてきた。森永卓郎さんはそもそもSNSをやっていないので全部ニセモノだと注意を呼びかけている。
投資を呼びかける偽広告ではニュースサイトを語ったものも出てきている。読売新聞の偽のニュースサイトには実業家の孫正義さんと評論家の寺島実郎さんの架空の対談が掲載されていた。記ある投資会社に入金するとAIが短期間で爆弾な利益をあげるしていた。この記事を見て被害にあった60代の女性は投資会社のサイトに個人情報を登録した。スタッフと何度も連絡するなかで3万円を投資してしまった。投資詐欺を仕掛けているのは何者なのか?森永卓郎さんの偽広告にコンタクトを試みた。質問には答えずにグループチャットやアシスタントとのやり取りに誘導していく。直接電話をかけたところ相手は出ず、メッセージが送られてきた。取材を申し込んだところ、返信は途絶えた。
以前、投資詐欺に関わっていたという男性に取材した。男性は詐欺グループの多くがSNS型投資詐欺に走っているという。男性によると、これまでの手口では名簿を元に電話をしていて、現金は直接取りに行くなどリスクがあったという。SNS型投資詐は広告を出すことで多数の人に一斉にアプローチができ、年齢や性別などでターゲットを絞ることもできるという。接触してくる人はチャットなどで時間をかけてやり取りをすれば高い確率で騙せるという。送金もネット上で行うために摘発されにくいという。
海外を拠点とした詐欺グループも日本人を標的にしている実態がある。先月、タイで摘発されたのは中国人中心の詐欺グループ。日本語でのメッセージのやり取りが見つかった。
埼玉県の70代の男性は投資を検討するなかで、インスタグラムの広告を見つけた。投資アナリストの森永卓郎さん本人が投資のアドバイスを行うと宣伝されていて、男性は興味を持った。広告にはLINEへの誘導ボタンがあり、押すと直接やり取りができるようになった。男性はアシスタントの紹介を受ける。アシスタントとのやり取りを3ヶ月続けると、ある日資料が届いた。それは電気自動車関連の投資先についての内容だった。男性は専用アプリをダウンロードし合計200万円を投資した。運用をはじめて3ヶ月が経ち、利益が出たため売却をしようとすると、さらなる支払いを求められた。手数料などを繰り返し現金支払いし、被害総額は800万円になった。最後は英語で別れの挨拶が送られてきた。森永卓郎さんはそもそもSNSをやっていないので全部ニセモノだと注意を呼びかけている。
投資を呼びかける偽広告ではニュースサイトを語ったものも出てきている。読売新聞の偽のニュースサイトには実業家の孫正義さんと評論家の寺島実郎さんの架空の対談が掲載されていた。記ある投資会社に入金するとAIが短期間で爆弾な利益をあげるしていた。この記事を見て被害にあった60代の女性は投資会社のサイトに個人情報を登録した。スタッフと何度も連絡するなかで3万円を投資してしまった。投資詐欺を仕掛けているのは何者なのか?森永卓郎さんの偽広告にコンタクトを試みた。質問には答えずにグループチャットやアシスタントとのやり取りに誘導していく。直接電話をかけたところ相手は出ず、メッセージが送られてきた。取材を申し込んだところ、返信は途絶えた。
以前、投資詐欺に関わっていたという男性に取材した。男性は詐欺グループの多くがSNS型投資詐欺に走っているという。男性によると、これまでの手口では名簿を元に電話をしていて、現金は直接取りに行くなどリスクがあったという。SNS型投資詐は広告を出すことで多数の人に一斉にアプローチができ、年齢や性別などでターゲットを絞ることもできるという。接触してくる人はチャットなどで時間をかけてやり取りをすれば高い確率で騙せるという。送金もネット上で行うために摘発されにくいという。
海外を拠点とした詐欺グループも日本人を標的にしている実態がある。先月、タイで摘発されたのは中国人中心の詐欺グループ。日本語でのメッセージのやり取りが見つかった。