平成17年6月6日、71歳の斉藤実さんが1人でヨットに乗りどこの港にも寄らず世界一周を達成。世界最高齢記録となった。斉藤さんは、前年の10月に神奈川県の三崎港から出港。南米チリ沖では、強い風と波で3回もヨットが横倒しになったが自力で立て直して航海を続け8か月かけ世界一周を果たした。その後、再び西回りで世界一周にチャレンジ。嵐でヨットが壊れるなど何度も窮地に陥ったが3年かけて世界一周を成し遂げた。日本に帰ってきたときは77歳になっていた。植村直己冒険賞が斉藤さんに贈られ飽くなき冒険精神がたたえられた。