広木さんのきょうの経済視点は『4万円の蓋然性』。広木さんは「2500×16=4万円というのは日経平均のEPSは2500ぐらいになると、それをPERの16倍で評価すれば4万円に届くと話した。きのう段階で日経平均のEPSは2300まできているPERは16倍まできている。あとは利益が2500円になればいいが、あと8%。本決算を経て来年度の業績が出てくるときには今年度をベースにあと5%増益の見通しが出れば多分、4月下旬から始まる決算発表の時期、5月ぐらいには4万円いっちゃうんじゃないかと」などと述べた。植野さんのきょうの経済視点は『好対照』。植野さんは「物価目標2%という目的は同じでも前の日銀トップだった黒田さんと今の植田さんのやり方は180度違う。黒田さんは政策変更について市場をびっくりさせることが多く。任期前半の異次元緩和も突然やって強烈な円安ショックを演出した一方で任期終盤に長期金利の天井を0.5%に上げたときも寝耳に水で円高ショックのきっかけとなった。植田日銀総裁は事前のスピーチなどで政策変更の可能性を市場に織り込ませてから発表するので、市場に強烈な円高ショックは走らなかった。日銀の政策修正の次の一手はマイナス金利の解除だと思っているがほとんど織り込まれているので心の準備を整えている。春先に日銀がマイナス金利の解除にふみきってもやっぱりやったという受け止めになる可能性が高く、マイナス解除だけだと円高ショックは小さいと思う」などと述べた。