日銀はマイナス金利解除以降も金利を低く抑えるため、国債の買い入れを月6兆円程度で続けているが、買い入れ額を減らす方針を決定した。次回7月の会合で、今後1年〜2年程度かけてどのように減らしていくかを決める。日銀が国債の買い入れを減らす方針を決めたものの具体的な方法を示すのを見送ったことなどから、外国為替市場の円相場は一時1ドル=158円台前半まで円安が進んだ。会見で日銀・植田総裁は、最近の円安の動きは“物価を上昇させる要因だ”として「政策運営上十分に注視している」と述べた。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.