日銀は0.5%程度への利上げをあす検討する見通し。金融政策決定会合は今日から2日間開かれ、初日は植田総裁ら政策委員が経済・物価情勢について意見交換したとみられる。日銀は、追加利上げの判断にあたり、賃上げの動きやトランプ大統領の政策や金融市場の動向を確認したいという姿勢を示していたが、このうち賃上げの動きについては前向きな動きが継続していることを確認したとみられる。トランプ大統領の政策や金融市場の動向も現時点では、経済・物価の見通しに大きな影響はないという見方が多くなっているという。日銀が追加の利上げに踏み切れば去年7月の会合以来となる。