おとといの就任記者会見で物価高対策を優先事項にあげた高市新総裁。地方自治体が独自の対策に使える交付金の拡充や、病院、介護の現場で働く人の賃上げにつながる予算の支援、そして野党が求めるガソリンと経由の暫定税率廃止について秋の臨時国会で対応すると明らかにした。高市氏の考えを知る上で参考になるのが、4年前初めて総裁選に出馬したときに出した「美しく、強く、成長する国へ。」という本。出てくるキーワードが“ニュー・アベノミクス”。アベノミクスとは、第2次安倍政権で実行した経済政策の総称。大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間活力引き出す成長戦略、この3本の矢で日本経済の再生を目指した。高市氏は、3本目を“大胆な危機管理投資・成長投資”に変える。高市氏といえばもう1つ注目されているのが、日銀との向き合い方。足元の物価上昇を受けて、日銀は今月末にも追加の利上げに踏み切るとの観測がでているが、高市氏はこれを牽制するような発言をした。
