徳島県のポツンと一軒家を訪れ、主の衛史さんに話を聞いた。築150年の母屋の中を見せてもらった。入ると昔ながらの土間が広がっていた。紙漉きで使っていた貯水槽があり、戦後は和紙が売れたという。玄関には大きな冷蔵庫があり、餅用のよもぎが入っていた。臼と杵もあり、年末年始は家族で集まって餅つきをするのが恒例行事。仏壇が置いてある居間は、昔は囲炉裏だった。昔は電気もなく、60年前に開通するまではランプで生活していた。和室は二間続きで大量の布団が置いてあった。正月は親戚一同が集まっていた。
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