- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄 織田信成 新川優愛 塩野瑛久
アレンさんは伝統建具の障子を愛するアメリカ人。障子の発祥は平安時代で貴族の邸宅で使用していたやりどが原型。平安時代後期に明障子が誕生、障子は襖と区別される。障子には保温と断熱の効果があり12畳ほどの広間で年間約4万円の節約ができる。組子の形や数で種類がわかるという。日本にご招待が決定。
伊勢原市を訪れた。雨岳文庫 山口家住宅は江戸末期伊勢原を治める領主の役所として使用。組子障子は釘を使用せず木と木を組合せた組子細工を障子に取り入れた建具。柄の数は200種類以上。一番格式高い部屋、殿様の部屋は当時の領主が来た際に寝泊まりする部屋。領主の嗜好が反映され海を題材にしている。源氏香は江戸時代に楽しまれた香りを嗅ぎ分ける遊び。
建具の匠のもとへ。安達建具は1935年創業。安達さんに建具を見せてもらった。アレンさんは日本の職人から道具の使い方を学び障子を手作業で作れるようになりたいという。猫間障子は障子の一部を開閉できる建具で景色を眺めたり空気や光を取り込める。
新川はフライドポテトにハマっているという。
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- マクドナルド
黄綬褒章を受章した匠から建具を学ぶ。安達さんの招待を受け自宅へ。全国でも有数の酪農地帯の小美玉市では乳製品の普及促進・地域振興を図るために制定された乳製品乾杯条例がある。ヨーグルトで乾杯した。
島根県浜田市を訪れた。石州半紙は万葉歌人・柿本人麻呂が伝承。1300年以上の歴史を持つ。和紙の中でも高級品で、大坂商人が火災の際に石州半紙でできた帳簿を守るために井戸に投げ込むも形が崩れなかった逸話がある。
黄綬褒章を受章した匠のもとへ。職人歴68年川平さんは原料の栽培から製造まで一貫して行う。原料は楮で地元で栽培された楮を100%使用している。楮はクワ科の植物で成長が早く1年で高さが3mにもなる。収穫は年に1度12月に行う。1本ずつ根元から刈り取る。皮を剥ぎ取りやすくするため100度で3時間蒸す。その後自宅でお昼をいただいた。
楮の皮を剥ぐ。木がらは地元の洗濯工場でボイラーの燃料になる。天日干しし黒皮をナイフで取り除く。アレンさんも紙漉きに挑戦した。圧搾機で一晩水分を抜き翌日板に貼り天日干しする。別れの時、アレンさんには赤ちゃん用の靴やテーブルクロスが贈られた。
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- かわひらペンシルベニア州(アメリカ)楮
表具の匠から障子紙の貼り方を学ぶ。仙洲堂 倉島表具内装店を訪れた。表具師は襖や障子などを糊を使って仕立てたり修復する。倉島さんは2012年現代の名工に選ばれた。豚毛は硬くてハリがあり糊は貼る部分のみ細かくつける。紙の材質に合わせて接着力を調整。紙は貼れるサイズに裁断し建具を逆さまにする。1枚ずつ端を重ねて貼る。下から重ねた場合はホコリがたまらない。アレンさんにはミニ屏風などが贈られた。
猫間障子を作る。正面は柾目にし、鉛筆の線は太いため誤差が生じる。白柿は限りなく細い線を引くことができる。白柿で木材に加工の印をつける。蛇口は障子作りでよく使用される加工で尖っているのが特徴。ノミで木材を削り蛇口の加工が完成。留は角度45度の木材が接合する部分。初めての手作業で1つのパーツにつき2か所の蛇口を作ることになった。
アレンさんは難易度が高い蛇口の手加工に挑戦。難題の2つある蛇口加工をクリアし全ての加工が終了。強度をつけるため接着剤を使用。最期に組み立てるのは蛇口加工をした木枠。猫間障子が完成した。細かい柄の組子を追加することになった。神代杉は数百年以上空気に触れず土の中などに埋まっていた杉で通常の杉より強度があり独特の色合いが特徴。
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- アメリカ
神代杉を使った組子を追加。葉カンナは刃が山型になっている。複雑な組子を組む。
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石州半紙の匠に教わった自作の和紙にお土産で頂いた糊刷毛を使用。猫間障子が完成した。別れの時、アレンさんは手紙を読んだ。胴付鋸や白柿などが贈られた。
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