- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄 織田信成 渡邊圭祐
かつお節をこよなく愛するケンさんが初来日。アメリカ・ストックトン在住のケンさんは食物の歴史を研究する中で、かつお節に魅了されたという。かつお節を手作りし、アメリカでは手に入らないと材料はマグロで代用して作っていた。ケンさんは本枯節の削りたてをニッポンで食べてみたいと考えている。
静岡・西伊豆町のカネサ鰹節商店を訪れ、かつお節を見学。かつお節の発祥は奈良時代で江戸時代に焙乾法が発明された。カネサ鰹節商店は手火山式でかつお節を作っている。かつお節には荒節と枯節があり、荒節は市販の削り節の約8割で、花かつおとも呼ばれる。荒節にカビをつけることで、カビがかつお節の水分を吸収して更に乾燥させものが枯節。極限まで乾燥させ熟成させたものを本枯節という。ケンさんは、荒節の出汁と本枯節の出汁を試飲した。
ケンさんがかつお節作りを見学。芹沢さんは、馬蹄包丁などでかつおを捌いた後、かご組みの作業に取り掛かった。骨や頭を先に煮込むことで節が急激に縮むことを防ぐ。また、お昼ごはんは腹身にあら汁。潮かつおは塩漬けして3週間干した保存食という。
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ケンさんは潮かつおを使ったうどんを試食した。焼いた潮かつおの切り身をほぐす。なまり節は蒸したかつおを一度だけ焙乾したもの。スタジオでも試食した。
尾の方だけ皮を残す。土佐などから江戸へ運搬する際カビが発生し、カビがついたかつお節の方が魚臭さが減少し旨味が増していた。生身と茹でた身を混ぜたもので骨を抜いた穴を塞ぐ。手火山式焙乾製法は全国でも数軒しかやっていない。燻し、低温の焙乾を10回ほど繰り返す。荒節に麹菌をつけて、高温多湿の部屋で発酵させれば本枯節となる。
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渡邊はサーフィンにハマりたいと話した。
つづいてケンさんは新潟・三条市へ。鉋の木の部分を作る山谷製作所を訪ね、かつお節削り器を試した。また自作のまぐろ節も削ってみた。このかつお節削り器には驚くべき職人技が。その日の夜、山谷さんの自宅を訪問、家族と栃尾の油揚げなどの夕食を味わった。山谷さんはかつお節削り器などをケンさんにプレゼント。ケンさんは自家製のまぐろ節を渡した。
現在山谷製作所は8年前と変わらず元気に営業中。理乃さんは現在15歳、涼輔さんは大学生になった。
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芹沢さんは毎年恒例の潮かつおを作っていた。かつおを塩につけ寝かせ、天日干しする。芹沢さんは4年前に愛娘が誕生していた。
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ケンさんは日本からかつおを取り寄せ学んだ方法でかつお節を作っていた。骨と頭の煮汁で節を茹で骨をとった穴を塞ぎ、3時間燻す。乾燥させると荒節の完成。アメリカでカビを付け熟成する本枯節にも挑戦していた。
様々なレシピを執筆しかつお節を使った料理を考案。かつお節と昆布で出汁をとり、溶いた卵に混ぜる。蒸すと茶碗蒸しの完成。かつお節作りをさらに進化させその魅力を伝えるためにケンさんは奮闘していた。
将棋を愛するエカテリーナちゃんと父オレグさんは将棋会館を訪れた。羽生善治九段と対面。エカテリーナちゃんは羽生九段から詰将棋の手ほどきを受けた。羽生九段は子供の頃からの習慣は対局を記録した棋譜ノートを見せてくれた。そして最後に羽生九段が「一歩千金」と書かれた扇子と本をプレゼントした。
相撲を愛する弟エンゾくん、姉ラファエラさん、父エウジェニオさん。青森・五所川原相撲教室で猛稽古し世界少年相撲大会に出場。五所川原市役所、車から降りてきたのは尊富士関。実は2月に市役所に表敬訪問することを知りやってきていた。
市役所の方にも入れてもらい尊富士関と一緒に写真撮影を行った。エンゾくん一家は帰国後も日本で習った稽古を毎日行い、去年11月ブラジルの全国大会で予選を突破した。2025年の白鵬杯 世界少年相撲大会にエンゾくんはブラジル代表として来日が決定した。
サプライズで菅義偉さんとお会いして話をした。茂住さんは菅さんの書道のアドバイザーという。カミラさんさんはチリの名所のカレンダーをプレゼントした。
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シマ唄を愛するナタリアさん。奄美高等学校で猛特訓し成果を見事に披露した。練習の合間に商店街を散策中、突然呼び止められた。訪れたのは商店街の一角にブースを持つ「あまみエフエム」でそのまま飛び入り参加。元ちとせさんがやってきた。