人情味あふれる気さくな女性から悲哀に満ちた女性まで多彩な役を演じてきた十朱幸代。今年芸歴67年を迎え82歳。コロナ禍をきっかけに女優業を休業し、引退という言葉さえ頭をよぎったという。しかし、来月から上演される朗読劇「燃えよ剣 ~土方歳三に愛された女、お雪~」で4年ぶりの俳優復帰を果たす。今回、仕事復帰についての本音や昭和の名優からの教えなどを明かした。十朱幸代の父は昭和の名脇役・十朱久雄。父親の影響もあってか、幼い頃から俳優になりたいとの思いがあったという。中学生ではモデルとして活動。15歳でNHK連続ドラマに抜擢されデビュー。国民の恋人と呼ばれるほど人気となった。その後テレビや映画、舞台にラジオと大活躍。そして清純派から演技派へと変貌を遂げる。当時としては珍しいフリーランスな形で仕事をしていたという。杉村春子からは女優として大切な所作について、指導を受けたという。日本アカデミー賞優秀女優賞には4度輝いた。代表作の1つが極道の妻たちII。
これまで、女優一筋だった十朱幸代。コロナのパンデミックをきっかけに引退を考えるようになったという。しかし、テレビをふとみると年上の黒柳さんや草笛光子さんらが出演しており、自分は元気なのにこれでいいのかと考え、やっぱり女優しかないと思ったという。朗読劇が面白かったのを思い出して、どうせやらせていただくならこれだと思って制作者に連絡し俳優復帰が決まったという。朗読劇燃えよ剣は新選組の土方歳三と恋に落ちたお雪の生き様を女性の視点で語るもの。十朱幸代は今後について動ける限りと思っているなどとした。
これまで、女優一筋だった十朱幸代。コロナのパンデミックをきっかけに引退を考えるようになったという。しかし、テレビをふとみると年上の黒柳さんや草笛光子さんらが出演しており、自分は元気なのにこれでいいのかと考え、やっぱり女優しかないと思ったという。朗読劇が面白かったのを思い出して、どうせやらせていただくならこれだと思って制作者に連絡し俳優復帰が決まったという。朗読劇燃えよ剣は新選組の土方歳三と恋に落ちたお雪の生き様を女性の視点で語るもの。十朱幸代は今後について動ける限りと思っているなどとした。