きょう4月の消費者物価指数が発表され、2ヶ月連続で伸び率の拡大となった。コメ価格の推移を1980年から示したグラフを見ると、現在の価格は価格水準、上がり方としても記録的。そんな中新しく農林水産大臣となった小泉進次郎氏が、早速コメ問題への対応策を打ち出している。「2週間で備蓄米を5kg2000円で店頭に」など、実現可能性はさておき迅速な対応。備蓄米をネット通販でも買えるようにするなど、流通の目詰まりを解消する期待が出てきている。経済ジャーナリストの後藤達也は「目先は価格下落圧力もかかりやすくなる。業者の手元にある備蓄米も、流通しやすくなる」などと指摘した。また「2ヶ月間後に控えている参議院選の影響が強い。自民党は消費税減税には慎重なため、コメの価格が下がれば物価高対策としてアピールに繋がる可能性がある」などと考えを示した。