ことし結成20周年を迎えるビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバー。「おもしろいかどうかよりも人がやっていないことがまず優先」と話す鬼龍院翔。ボーカル・鬼龍院翔を中心に2004年に結成したゴールデンボンバーの代表曲は「女々しくて」で紅白歌合戦に4年連続出場するなどブレイクした。2013年発表カラオケランキングでは「連続1位獲得週数」で51週を記録した。グループの最大の特徴であるバンドなのに楽器を演奏しない“エアーバンド”が当時話題となった。エアーバンドとして活動しようと思った経緯について「喜矢武さんがライブを通してずっと半音ずれて弾いていた。ギターが下手すぎた」と明かした。特に力を入れているのが個性あふれるライブ演出。ライブではスイカの早食い、溶接など奇抜なパフォーマンスで観客を盛り上げている。2019年には新年号発表からわずか1時間で新曲「令和」を発表している。喜矢武さんは「ギターを超絶うまく弾いてもお客さん笑わない。基準がバグってる」と話した。“苦手なことをプラスに考え行動”は新しい形のエンターテインメントに、メンバーは「楽器できてない人がこんな楽しそうに生きてられるって、すごいことできないと何もできないって“しゅん”とならない」「『悩んでて、ライブ見たらバカバカしくなった。明日から頑張る』という言葉は一番うれしい」などと語った。
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