みずほ銀行は、個人向けに特化したカジュアルな店舗を横浜市の商業施設にオープンした。大手メガバンクでは、こうした個人向け店舗への転換が相次いでいる。横浜市の商業施設にオープンした「みずほのアトリエ」は資産運用の相談や、新規の口座開設を中心とした個人向けに特化した店舗。通常の店舗より小型で店内にATMはないが、個人客が気軽に立ち寄れるように商業施設や駅中への出店を基本とし、平日の夕方や土日も営業する。みずほ銀行は今後5年をめどに全国でおよそ140店ある個人向け店舗の半数を新型店舗に転換する予定。金利のある世界が戻る中、大手メガバンクでは個人の預金獲得を狙って商業施設内などでの小規模店舗の開設を進めている。三井住友銀行がおよそ250店を三菱UFJ銀行も、およそ20年ぶりに商業施設などに新店舗を出店する予定。