栃木県宇都宮市。東武宇都宮駅から車で約9分。開店前から30人ほどが並ぶ大行列。こちらでも県外から多くのお客さんが。こちらのお店は「串かど 一の沢店」。味わえるのは炭火でじっくりと焼き上げた自家製つくねやねぎ間など5本セットのやきとり盛合など、お値打ち価格の焼き鳥。だが、お昼時の厨房を見てみるとどんどん運ばれていくのは焼き鳥ではなくお寿司。脂の乗ったマグロの中トロ、赤身の2種類にホッケの天ぷらのお寿司やアジ、ツブ貝も握りに。他にも細巻きや軍艦巻きがついて、その数全部で10種類、ミニうどんと小鉢、デザートまでついた数量限定ランチ・上にぎり寿司定食。このボリュームで600円と激安。お客さんに喜んでもらいたいという思いから40年間ほぼ値段は変わらず、赤字ギリギリのお値打ち価格で提供しているという。茨城県から来たという男性客はこの味にハマり4回目の来店だという。常連さんに愛される一方で横浜から2時間半かけて来た5人家族は初来店。頼んでいたのは脂の乗った大トロに色鮮な蒸しエビ、サーモンなどさっきはなかったネタが追加、13種類。大盛りのこのボリュームで800円。子供達も大きな口を開けてお寿司に舌鼓。普段は回転寿司にしか行かないというが「全然質が違う。なのに安いのがびっくり」などコメント。また、茨城県から何度も来ているという夫婦は「ちょっとした観光もあるので来やすい。足を運んでも食べたい」などコメント。