神奈川県横須賀市役所には数十人分の遺骨が一時的に安置されている。1人暮らしの高齢者が増加し亡くなったあとに引き取り手がいないケースが増加している。その数は年間4万2000人にのぼる。横須賀市役所に一時安置されている遺骨は、公費で火葬し遺骨は市の納骨堂に収められる。長年対応している横須賀市の北見さんは、身元がわかっていても無縁になってしまう遺骨の増加に危機感を抱いてきた。先立たれた夫と同じお墓に入るはずだた女性を、墓がどこにあるのか誰にも情報が残されておらず市の納骨堂に収めるしかなかった事例もあった。横須賀市は全国に先駆けて終活の支援に乗り出している。いざという時に必要になる、契約する葬儀業者、遺言書の保管場所、墓の所在地などの情報を事前に市に登録しておくと、警察・消防・医療機関などから照会があれば必要な範囲で情報を伝える。病院で亡くなった身寄りのない人がこの登録のおかげで生前の意向に沿った供養が出来たケースも生まれている。また市が窓口となって火葬から納骨までの契約を葬儀業者と結ぶ支援もあり、費用は本人が生前に支払う。市は利用者が亡くなると本人が望んだ供養を業者が実際に行ったかどうか確認し最後まで寄り添う。以前なら無縁扱いになっていた人の約2割が生前の希望に沿った供養に繋げられているという。横須賀市のように終活を支援する自治体が全国で増えている。横須賀では市民後見人の養成研修を受講し市が認定した市民ボランティアに終活支援事業を手伝ってもらう仕組みを去年4月から始めている。対象となる高齢者の元を定期的に訪れ安否や健康状況の確認などを行い切れ目無く支援することを目指している。
住所: 神奈川県横須賀市小川町11
URL: http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/
URL: http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/
