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「ECB」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「クレジット市場から見た欧州」。中空さんは「7月30日にGDPが発表されたんですが、それによると冴えないです。ユーロ圏全体でみるとGDP前期比0.3%増、ECBの予想が0.4だったので少し低めという程度。ユーロ圏のPMIは下がってきており、実質GDPも下がるだろうなと言うふうにみえてきた。全体的なトーンも残念ながら下がり基調だと思っている。ユーロ全体ではこうだが、国別には差があり2024年の第2クウォーターではドイツがとても良くない。ユーロ全体を引っ張っているのはスペインで、財とサービスで見るとサービスが欧州のGDPを牽引している。ドイツがスペインやフランスと比較して悪い理由は強いと言われているドイツの製造業が弱いからではないかと思う。ドイツがこれだけ弱いのでユーロ圏全体はあまり冴えないはずだが、スペインが良いことでトータルで見ると”冴えない”程度で治まっている。ドイツはこのままダメになるわけではなく、このまま維持されるのではないかと思う」と話した。
ユーロ圏の物価動向について。中空さんは「ユーロ圏の消費者物価のコアを見てみると、ずいぶん下がってきているのがわかると思う。本当はもっと上がるはずだったが上がらなかった。理由はパリ五輪でフランスによるサービス価格が上がるんじゃないかと思われていたが、あまり上がらなかった。その理由はフランスに人がいっぱい来てしまうだろうということで、このバカンスシーズンにフランスを外してみんなが旅行に行っちゃったというのがある。フランスは思ったよりも上がらなかったことと、フランス自体も観光価格を設定できず、サービス価格が上がらなかった。それによりもっと上がるはずだったものが上がらなかったということもあり、物価が落ち着いて見えるということになっている。欧州は組合が強く、労働者が強くなってきている。これまでは妥結賃金がユーロ圏の消費者物価を下げとどめてきたが、このところの雇用統計・労働統計を見てみると、だいぶ逼迫していた労働市場がかなり緩和モードに入ってきたことが読めるようになってきた。そうすると妥結賃金もそろそろピークアウトして下がってくるんじゃないかということが期待できる。するとユーロ圏全体が上げてきた妥結賃金が下がることで安定的に推移するだろうと思われてきた。」と話した。ヨーロッパ投資の戦略については「実は今はヨーロッパはおもしろいと思っていて、ヨーロッパは情報も少なく投資しにくいところがあって、割といつも同じ格付けなら割安になっていると思われるので、ここからのタイミングでアメリカに比べて欧州のクレジット投資とか様々な投資ポイントが出てくる。格付けが上がったり下がったりすることが出やすくなる。預金とシニア債務は格付けが同じ扱いだと言われてきたが、この間の欧州委員会では『差はあるんですよ』という話が出てきた。これから先は預金よりも銀行シニアの方が1つ格付けが下がる可能性が出てきた。これはオリコンでおいて良いリスクだと思う」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月7日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(マーケット情報)
ナスダックの大幅安と為替の5か月ぶりのドル安円高水準などを嫌気し、今朝の日経平均は506円安で始まった。ハイテクや自動車など輸出関連株が売られた他、長期金利上昇の中で金融関連株も安く、下げ幅は一時800円を超えた。その後は米国株先物の上昇などを支えにやや下げ幅を縮めている。
午前のマーケットについて平野憲一氏の解説。米国株は軒並み下落。1月の貿易収支の赤字[…続きを読む]

2025年3月7日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
ECB(ヨーロッパ中央銀行)は6日の理事会で、政策金利を0.25ポイント引き下げると決定。利下げは5会合連続で、市場が注目する中銀預金金利は2.5%に引き下げられる。アメリカ・トランプ大統領がヨーロッパ諸国への関税を検討する中、景気の下支えに動いた形。ECB・ラガルド総裁は、ユーロ圏のインフレ抑制が進む中、ECBの「政策金利は引き締め的でなくなりつつある」と[…続きを読む]

2025年3月6日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(経済情報)
ヨーロッパ中央銀行は5会合連続の利下げを決めた。ただ、飯田泰之教授は「軍事費増大に伴う政府支出拡大があると、インフレ圧力が再燃する可能性もある」と話し、総裁の会見での発言が注目されるという。ヨーロッパでは国によって消費者物価が異なり、打ち出される政策によって分離主義の流れが強まるリスクがあるという。

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