世界経済フォーラムが主催する「夏のダボス会議」が中国・大連で始まった。李強首相は演説で、「中国製のEVなどは世界の気候変動への対応に貢献している」などと強調した上で、「14億の人口を抱える国内市場や、抱負な人材などが産業の競争力になっている」として、「過剰生産や補助金によって競争をゆがめているというアメリカやEUなどの指摘は当たらない」という認識を示した。会議はあさってまで、世界経済の課題などについて議論が交わされるが、今年は中国の関係が深い国からの参加が目立つという指摘も出ていて、議論がどこまで深まるかが注目される。