ヘルシンキ支局長の堀征巳がプラハからの中継で解説。チェコで議会選挙にはウクライナの難民から不安の声が上がっている。政権交代の行方は選挙後の連立交渉次第になりそう。プラハ中心部の小学校に設けられた投票所では1時間ほど前から投票が始まり、次々と有権者が訪れて一票を投じている。選挙戦の終盤になっても最大野党と与党連合の支持率の差は縮まっておらず、地元の複数のメディアはウクライナ支援に反対するバビシュの政党が第1党になるとの見通しを伝えている。ただ、いずれの政党も単独で過半数を確保するのは難しい情勢で、連立政権となる公算が高いとみられている。これまで親欧米路線でウクライナを積極的に支援してきたチェコの政治に変化があるのか。先行きはまだ見通せない。
バビシュの政党を中心とする政権が発足した場合、ヨーロッパ全体にはどんな影響があるのか。連立を組む相手によってはEUやNATOと距離を取る可能性も否定できない。バビシュはNATOが掲げる軍事費の増額目標には反対する一方、EUやNATOからの離脱など過激な行動は取らないとしている。ただ、連立相手の候補には反EUや反NATOを掲げる政党もあがっていて、交渉次第では政権の方向性に影響を与える可能性もある。ロシア寄りの姿勢で知られるハンガリーのオルバン首相と距離が近いことでも知られていて、専門家はバビシュの政党が政権を担うことになればウクライナ支援に影響が出ることは避けられないと指摘。ニューヨーク大学プラハ校のイリ・ペヘ教授は「チェコは極めて強い親欧米路線から転換するとみられる」などとコメント。今後の動向次第ではヨーロッパで合意形成を進める上で新たな障壁となる可能性もあり、結果が注目される。
バビシュの政党を中心とする政権が発足した場合、ヨーロッパ全体にはどんな影響があるのか。連立を組む相手によってはEUやNATOと距離を取る可能性も否定できない。バビシュはNATOが掲げる軍事費の増額目標には反対する一方、EUやNATOからの離脱など過激な行動は取らないとしている。ただ、連立相手の候補には反EUや反NATOを掲げる政党もあがっていて、交渉次第では政権の方向性に影響を与える可能性もある。ロシア寄りの姿勢で知られるハンガリーのオルバン首相と距離が近いことでも知られていて、専門家はバビシュの政党が政権を担うことになればウクライナ支援に影響が出ることは避けられないと指摘。ニューヨーク大学プラハ校のイリ・ペヘ教授は「チェコは極めて強い親欧米路線から転換するとみられる」などとコメント。今後の動向次第ではヨーロッパで合意形成を進める上で新たな障壁となる可能性もあり、結果が注目される。
