国連は先日、世界経済に関するレポートを発表。2026年の世界経済の成長率を2.7%と予測。前の年から鈍化する見通しを示す一方、2027年には2.9%に上昇するとしている。アメリカの関税措置について国際貿易への混乱は限定的と指摘。国別、地域別の2026年の成長率はアメリカ2.0%で微増していく見通し。日本は0.9%と2025年の1.2%からは減速。EU(ヨーロッパ連合)は1.3%に減速するものの、2027年には微増に転じる予測。中国は右肩下がりに鈍化する見通しだが、他の国に比べると成長率は依然、高い水準。レポートはAI・人工知能について経済的なリスクに言及。将来の高い利益への期待を背景に企業や株式の価値評価が急増しているため、リスクが高まっていると指摘。AIへの球速な投資は莫大な可能性を示す一方でその反動として金融バブルが形成されつつあるという懸念も生み出していると分析している。経済アナリスト・馬渕磨理子「生成AIの開発では世界の周回遅れとなった日本だが、フィジカルAIでの分野での巻き返しが期待できる。日本にはものづくりの信頼性と技術に加えて人が働く現場で何十年も蓄積した質の高いデータがある。強みをいかして着実に価値を生み出していくことが強み」。
