江原アナは、先月11日~14日までオランダ・アムステルダムで行われた「放送機器展」を取材した。展示会には1300以上の企業が出展し、170の国と地域から4万人以上が参加した。AIの吹き替え技術で日本語から英語に吹き替えた映像が紹介された。表情や口の動きが調整されていて、違和感のない映像になっていた。仕組みについて。日本語の音声を認識して、文字に変換し、英語に翻訳し、英語を音声化して、口の動きを英語に合うように揃える。フランス語に変換してみると、英語のほうが違和感がなかった。これはAIの学習の進み具合で精度が変わっていく事が考えられる。吹き替え技術は実際に放送で使用されるケースも増えてきているという。会議では、カメラを搭載したパソコンの前に座ると、AIが自動でバーチャル空間に自身を出現させて、バーチャル上の物を動かすことが出来るサービスも紹介されていた。新たな課題となるのは、AI生成動画の偽情報や誤情報の拡散をどう減らすのか。ヨーロッパでは来歴情報という取り組みをしている。普段見ている放送・配信ででてくる映像について、カットやシーンごとに履歴を残していくというもの。EUでは一部のAIの利用を禁止したり、利用に厳しいリスク管理を求めたりするAI法が2年前に成立した。すでに1部は適用がはじまっている。AI法は実在する人物の姿・声に似せて、生成AIで作成した画像・音声はAIによるものだと明示を義務化している。
