歌川広重は火消しの仕事をする傍ら、妻に支えられながら絵を描き続けていたが、生計を立てていくことはできなかった。妻が繋いだ縁で浮世絵の版元と知り合った。第1話と第2話では広重が版元の提案で東海道五十三次を描き、人気絵師に仲間入りするまでが描かれている。第3話では本当に描きたいものが見つからずもがき続け、妻の体調に異変が起こり、版元が廃業を余儀なくされ、16年後に江戸は大地震で甚大な被害を受け、晩年の広重は失われた江戸を求め筆を手に取る。「広重ぶるう」の最終話は総合テレビ7月7日午前6時10分から放送。