歌舞伎俳優・市川染五郎さんの新たな挑戦と歌舞伎への情熱を追った。父は松本幸四郎さん、祖父は松本白鸚さんという歌舞伎界のプリンス。染五郎さんは12歳で八代目・市川染五郎を襲名し、17歳の若さで歌舞伎座初主演を果たした。近年は歌舞伎以外にも活躍の場を広げ、去年初出演した映画で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。染五郎さんの新たな挑戦となったのが今月始まった“若手の登竜門”として知られる「新春浅草歌舞伎」。染五郎さんが主役を務めたのが武智光秀が主君を討ち、討伐されるまでを描いた「絵本太功記」。リーダーとして若手をまとめる中村橋之助さんは染五郎さんについて「すごく熱いものを持っているんだと再認識した」と話した。武智光秀は祖父も演じたことがあり、直接稽古をつけてもらったという。20歳を迎える染五郎さんに白鸚さんは「芝居がもっともっともっと好きになってほしい」とメッセージを送った。
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