東京・歌舞伎町にイスラム教徒が集う場所がある。モスクの中は礼拝の時間になるとイスラム教徒でいっぱいにな。また食事や宿泊など母国を離れた人の心の拠り所となっているそう。今回は歌舞伎町モスクに集まる人々の姿を見つめる。歌舞伎町モスクは20年ほど前にインドネシア出身者によって創設され、1日に100人ほどが来訪するイスラム教徒のコミュニティになっている。毎週土曜日に行われるハドラではイスラム音楽を奏で、イスラム教徒ではない人との交流も深めようとしている。今月、歌舞伎町モスクはビルの賃貸契約が切れ退去の日が迫っていた。移転先は決まっていないというが、歌舞伎町から生まれたつながりを支えに生きていく。