新型コロナ5類移行後、再び山登りをしたいと登山店に多くの人が訪れている。一方で山岳遭難も増加しておりことしは人数と件数が過去最多となっていて計61人が死者・行方不明者が出ていて、50~70代が全体の6割を占めている。ある50代の女性は白馬岳などを縦走する1泊2日の登山ツアーに参加したが、下山途中登山道で転倒し10mほど滑落。救助隊員などに背負われ下山した。女性はコロナ禍で登山を控えて、ようやく行ったものの体力がかなり落ちているのを感じ体力に見合ったツアーを選択すべきだったなど話した。日本山岳・スポーツクライミング協会の小野寺斉専務理事も体力を過信しない事と話し、体調に変化を感じたら比較的早めに下るなどを配慮も必要と話す。また登山用品店の荒井店長は靴について古いものはグリップ力が極端に悪くなり5年以上たったものは要チェックなど話した。