都内にあるガソリンスタンドで、ドライバーたちの頭を悩ませているのがガソリン価格。6日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、1リットル当たり180円60銭と、去年の暮れから横ばいで高止まりしている。高水準が続いているガソリン価格だが、実は来週から更に値上がりしそうだ。背景にあるのがガソリン補助金の縮小。3年前のロシアによるウクライナ侵攻、そして円安も重なり、ガソリン価格が高騰。政府は国民負担を低減するとして補助金を投入し、本来は190円程度だったものを175円程度に抑えてきた。ところが先月19日に補助金を5円縮小。その当時、ガソリンスタンドではガソリンを待つ車で行列ができていた。そして政府は来週から補助を更に5円縮小するため、ガソリン価格は185円程度に上昇し、歴史的な価格水準に達する見通し。始まったばかりの2025年。ガソリンの値上がりが早速家計に響きそうだ。