昭和43年6月26日、戦後、米国が統治していた小笠原諸島が日本に返還され23年ぶりの本土復帰が実現した。小笠原は父島や母島など30余りの島から成り太平洋戦争で激戦地となった硫黄島もその一つ。昭和19年、島民およそ7000人が強制疎開で島を離れその後、米軍が占領。平和条約発効後も米国の施政権下に置かれていた。この日から東京都小笠原村となり日銀の通貨交換所では、ドルから円への両替が始まった。それから43年後の平成23年、小笠原諸島は世界自然遺産に登録され内外の観光客も増えている。
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